地球温暖化のもうひとつの側面

常識とされていた二酸化炭素の排出による温度上昇、実はこれは正しくないという論があるそうです。
そもそも温度が上昇すると大気中の水蒸気が増え、その結果大気循環により南極に多くの雪を降らしているそうです。実際周辺部は溶けているが、内陸部は氷が増えているという「事実」もあるそうです。
温室効果に影響があるとされている気体は水蒸気がもっとも割合が高く、二酸化炭素はわずか2〜3%というデータもあり、二酸化炭素の放出量が増えてもそれほど大きな影響はない、という論理です。
上記の論理を提示する科学者の方々の最大の根拠は、「気候変動説」に拠るものです。ピラミッドが建てられた頃は今より2℃近くも平均気温が高く、数十年前までは「地球寒冷化説」が叫ばれていた、という事実もあり、人工的な要因による温暖化ではなく、気候の波(今は暖かくなりつつある時)が要因であるということです。またそれ以外にも太陽連動説など温暖化には様々な要因があると考えられており、一概に二酸化炭素放出が最大の原因である、と決め付けるのは早計かもしれません。

しかし工場や自動車などから排出されるガスは間違いなく地球に優しいものではないわけで、上記の考え方が正しかったとしても、いまの二酸化炭素放出制限は決して悪いことではないでしょう。もし上記理論が世間一般にまかり通ってしまうと、間違いなくエコは廃れるし、従来通りの環境破壊を生じるようにもなりかねない。上記理論を念頭に置きながらも、エコをしっかりと行い、何世代にも渡って住みよい地球環境をつくっていくことが僕たちの責務だと思います。