ドリブラー達

しかし近年はドリブラーが多くなりましたね。代表例が家長。彼のドリブルを止めるのはJレベルでも一人ではムリ。懐が深いため飛び込めないし、スピードが速いためどうしても後手後手の守備になりがち。ただ欠点はセンタリング精度が低いこと。もう少し精度を高めれば、さらに恐怖の存在になりますよ。あとはジェフの水野。彼は家長よりドリブル力はないけれど、センタリング精度がある。判断ミスが多いのが玉に瑕だけど。
そして乾でしょう。彼はことドリブルという一点だけに限れば、たぶんJで1,2を争う実力の持ち主。それくらい巧いし何より速い。まだまだ選択肢が少なく、組織サッカーのなかで活きれてはいないけれど、それは経験を積めば解消すること。そんなことより長所をとにかく伸ばして欲しい。06年まではゲームメーカータイプの選手が多く、バランスが悪かった日本代表だけど、彼らドリブラー達をサイドもしくはセンターで活用すれば、バランスのとれた相手チームにとって非常にやっかいなチームに成長すると思いますよ。