スポーツ観戦の週末
●ガンバvs鹿島はまさに死闘と呼べる凄い試合でした。両者ともに攻撃重視のサッカーを志向して、攻めて攻められという見てるほうも白熱する良い試合でした。まあ苦言を言うとすればやはり曽ヶ端のミスと、ロスタイムのガンバ守備陣の一瞬の気の抜けたプレーは責められてしかるべきでしょう。それ以外は文句なし。観客もたくさん入ったみたいだし、そろそろ関西でのサッカー人気定着も促進していかなきゃいけないし。
●朝青龍と琴欧州の一戦も凄かったです。やはり横綱の意地があったのか、それともまだまだ技量が足りないのかわからないですが、来場所もこの二人を中心に相撲界は回っていきそうですね。
ふと感じたのは相撲って歴史重視の閉鎖された空間(例えば女性が土俵に上がってはいけない等)に思われがちですが、意外とというか結構外国人力士いるんですよね、しかも強い。僕が幼いころ活躍してた小錦を筆頭に曙や武蔵丸、など人気も実力も兼ね備えた力士がいました。外国人同士の頂上決戦でもちゃんと盛り上がれる日本人気質がけっこう気に入ってます。今回の対決で言うと正義が琴欧州でヒールが朝青龍という構図がしっかりと出来てますね。確かに強い日本人力士が出てきたほうが盛り上がるとは思うのですが、もし外国人だらけになってしまっても対応できるような気はします。それとともに相撲をSUMOUとして海外へ輸出しやすくなりますし。世界でも十分通用するコンテンツだと思いますよ、相撲は。
●K−1ヘビー級があのように体たらくになっている一方で、ボクシングが面白いことになってきています。ご存知亀田3兄弟をはじめ、長谷川穂積や徳山、期待の栗生などたくさんいます。ボクシングはプライドと同じ緊張感があって見ててドキドキしますね。昔のK−1、アンディフグやホースト、アーツにベルナルドなどがいたときはこの緊張感があったのですけど今はゆる〜いですから。