白夜行読了!!

白夜行 (集英社文庫)
これ凄いわ。東野圭吾さんの最高傑作名高い本なんだけどそれに違わぬ傑作でした。ストーリー云々をここで語るのがバカらしくなるくらい重く深い内容です。この作品の特徴として登場人物の内面がほとんど語られない点があります。特に中心人物である桐原亮司と西本雪穂の二人の内面は一切と言っていいほど描かれない。彼らの心情を予想することしかできない。ただそれでもリアリティは抜群にあります。
先日書いたベスト1の小説「火車」を一瞬にして抜き去りました。とにかく凄い小説です。